仏像に魅せられ、各地のお寺を訪ね歩いている私。
正月休みは、海外まで遠征(?)してきました。
仏教の信仰の篤い国、スリランカ。
オリエンタルなお顔立ちの大仏様に迎えられ、気分が高揚します。
世界遺産・ダンブッラ石窟寺院。
大きな岩山の石窟の中に、たくさんの仏様が安置されています。
ここから先は聖なる空間なので、靴を脱ぎ素足で入ります。
石窟の中に入ると、まず目に飛び込んでくるのは美しい天井画。
お釈迦様の誕生から入滅までの物語が、
赤を基調とした鮮やかな色彩で描かれています。
涅槃仏の足の裏も、鮮やかな赤。
お釈迦様がインドからやってきて、
スリランカの赤土を踏んだという意味だそうです。
確かに、スリランカは赤土の場所が多く、
私の白いスニーカーもうっすら赤く染まりました。
石窟の奥にずらりと並ぶ仏像は圧巻!
日本の仏様と比べ、肩ががっしりして大柄。
目鼻立ちがはっきりしていて、どなたもイケメン(!)です。
実にスリランカらしい仏様も。
頭の上には、なんと青いコブラ!
(実際、旅の途中でコブラの巣も見ました(・。・;)
ダンブッラ石窟寺院の創建は紀元前1世紀とのこと。
その頃、日本ではまだ弥生時代。
スリランカは仏教文化の大先輩ですね。