まるで工芸品のように美しく、
世界中にファンを持つ絵本があります。
インドの出版社、タラブックスの代表作 『夜の木』
このポスターは、その表紙の絵です。
現在、刈谷市美術館にて、
タラブックスの世界を紹介する展覧会が開かれています。
その展覧会が約半年前、都内で開かれた時に、
私も足を運びました。
会場は板橋区立美術館。
長蛇の列に並び、わくわくしながら中に入ると、
こんな素敵な階段が目に飛び込んできました。
タラブックスの絵本は、なんとハンドメイド。
ふっくらとした和紙のような風合いの紙に版画の技法で印刷し、
職人が糸で製本しています。
どの絵からも、温もりと温かみが伝わってきます。
インテリアとして部屋に飾っておきたくなるような、
モダンで装飾的な作品。
ひとつがいの動物たちが乗った大きな船...
インド版・ノアの箱舟です!
1歳の息子は、特にこの絵が気に入っていました。
子どもが好きな動物の絵もたくさんあります。
鮮やかな色使い。
こちらに迫ってくるような存在感があります。
すっかりタラブックスのファンになった、私。
冒頭の『夜の木』を、是非我が家にも!
と、いろいろ探したのですが...
新品はことごとく在庫切れ。
中古品はプレミアがついて高額!
でも、いつかきっと手に入れたい!
憧れの絵本です。