日本三大稲荷の名刹・豊川稲荷。
お稲荷さんに向かう駅前の大通りを一歩入ると、
昔ながらの雰囲気が残っています。
どこか懐かしい、昭和の佇まい。
ガラガラと引き戸を開けると...
ビニールのカバーがかけられた洋服の数々。
カウンターの上に吊るしてあります。
窓辺の台の上に広げられたシャツは、
アイロンをかけている途中なのでしょうか?
そう、こちらはクリーニング店...ではなく、
元・クリーニング店なのです。
洋服も、アイロンも...
建物の中にあるものは、すべてアート作品なのです。
急な階段を上り、2階に。
かつて住居スペースとして使われていたようです。
ここは昔、子供部屋だったのでしょうか?
床一面に広げられたおもちゃも、もちろんアート作品。
つい先ほどまで子供が遊んでいたかのような...
まるで時が止まったかのような空気が漂います。
作ったのは、平松伸之さんと伊東里奈さん。
なぜ、この場所を選んだのかなど、
制作過程をまとめたVTRも上映されています。
現在、豊川市桜ケ丘ミュージアム等で開催中のアートイベント
「豊穣なるもの 現代美術in豊川」
この古民家でのアートも、その展示のひとつです。
平日にもかかわらず、次々にお客さんが訪れ、
ノスタルジックな空間を楽しんでいました。
入場無料というのも嬉しいところ♪
2/22(日)まで開催しているので週末のおでかけにいかがですか?