前回に引き続き、伊勢神宮からの生中継のお話です。
神様のお引越し、遷御の儀は、
「浄闇(じょうあん)」と呼ばれる、
夜の闇の中で執り行われます。
神様のお姿を見るのは、畏れ多いからということでしょうか。
高感度カメラでも、はっきりと映らないため、
東海テレビではこのような模型を作りました。
太刀や盾や鋒(ほこ)などを持った神職たち。
特に盾は相当な重さで、実際には2人がかりで持っていたとのこと。
楽器を演奏しながら進む神職も。
夜の闇の中、松明のわずかな灯りの中、
滞りなく儀式を進めるのは大変なことだなと、
模型を見て改めて感じました。