東海テレビ社員から、初の映画監督が誕生しました。
報道部の齊藤潤一ディレクターです。
作品名は「平成ジレンマ」。
去年5月に東海テレビで放送したドキュメンタリー番組に、再放送を望む声が多く寄せられたため、未公開シーンも加え再編集。劇場公開されています。
舞台は、戸塚ヨットスクール。
訓練生の死亡や行方不明事件から30年―。
今もなお訓練生が在籍する、スクールの"現在"を描いています。
これまでも、数々の作品で受賞歴があり、ドキュメンタリー界の有名人。
硬派な社会派作品を次々に生み出している齋藤監督ですが、素顔はとても優しく穏やかな人。
爽やかな笑顔が魅力の、東海テレビきってのイケメンです。
映画化にあたり書き下ろした本を手に...。
「いまも、あの戸塚ヨットスクールに頼らざるをえない親と子がたくさんいます。
映画を見て、この国のジレンマを感じて下さい。」 と齊藤監督。
私も劇場で見ましたが、テレビで見たときよりもゆったりとしたペースで、話の展開に合わせてゆっくり、深く、あれこれ思いを巡らしながら鑑賞することができました。
また、平日にも関わらず客席がほとんど埋まっていたことも嬉しい驚きでした。
たくさんの方に足を運んで頂いているこの作品は、名古屋シネマテーク、東京のポレポレ東中野でロードショー公開中。他、全国の映画館で順次公開します。
なお、名古屋シネマテークでの上映は最終週に入りました。
是非、映画館へお急ぎください!
詳しくは、下のバナーから『平成ジレンマ』公式サイトをご覧ください。