四国の旅、第3弾 「道後温泉に浸かる」の巻です。
日本書紀にも登場し、日本最古の温泉とも言われる道後温泉。
大の温泉好きの私としては、一度は行ってみたいと思っていた憧れの名湯です。
香川・高松で讃岐うどんを食べた後、高速バスで愛媛・松山に移動。
ノスタルジックな路面電車に揺られ15分も行けば、道後温泉に到着です。
道後温泉は、夏目漱石の『坊ちゃん』ゆかりの地。
そこで、"坊ちゃん"を発見! 早速ツーショット写真を撮りました。
旅に出る時には、徹底的に準備をするのが好きな私。
その土地ゆかりの文学作品などを読んで予習をすることも楽しみのひとつです。
とはいえ『坊ちゃん』を読んだのは小学生の頃。ストーリーはほとんど覚えていません。残念...。
(同じく松山が舞台の『坂の上の雲』は記憶に新しいのですが...)
しかし、この書き割り写真を見て、
「マドンナ」「赤シャツ」「うらなり」... 登場人物の名前は次々に浮かんできました。
小学生の子どもの心にもしっかり残るユニークな名前の数々。
近いうちに、本を読み返してみようと思いました。
こちらの「道後温泉本館」は、道後温泉のシンボルです。
明治27年に建てられた、風格あるたたずまい。
夏目漱石も足繁く通い、お湯に浸かっては出て...を繰り返し長湯を楽しんでいたとのこと。
正岡子規と連れ立って訪れた記録も残っているそうです。
そんな歴史と伝統ある場所ですが、現在も日帰りの温泉施設として気軽に入浴することができます。
風呂上りにお茶とお菓子の接待が付いても"夏目漱石一枚"でお釣りが来る―
そんなお得なプランもありますよ。
湯上りの散策で、美味しいものを見つけました。
厨房にずらりと並ぶ、アルミ鍋のふたに惹かれて頼んだのがこちら。
松山名物の鍋焼きうどんです。
アルミ鍋に入っているのが特徴。うどんは柔らかめの優しい食感。甘めのつゆに、これまた甘めに煮た牛肉がトッピングされています。
熱々の鍋焼きうどんをふぅふぅしながら頂けば湯冷めの心配もなし!
それにしても、四国には旨い麺あり。まさに麺王国だなと改めて感じました。