ソメイヨシノがすっかり葉桜になってからも、
枝垂れ桜などは、まだ見頃のところも。
先週末、そんな桜を求めて京都へ遠征してきました。
京都駅から10分ほど、JR花園駅のすぐ目の前、法金剛院。
花の寺とも呼ばれ、駅名の由来にもなっているそうです。
境内に入ると、こんな見事な大木が迎えてくれました。
この寺を建立した、鳥羽天皇中宮にちなみ、
待賢門院桜と名付けられています。
ベニシダレザクラの変種で、うっすら紫がかって見えます。
吸い寄せられるように、その下へ。
枝垂れ桜の下に立つと、花々に包み込まれるような気がします。
まるで、桜の花の暖簾のよう...。
「花嫁のれん」ならぬ、「花のれん」です!?
かつては平安時代の貴族の山荘だった、法金剛院。
浄土式と呼ばれる庭園で、お堂の前に大きな蓮池を配しています。
夏には一面に蓮の花が咲き誇り、
「蓮の寺」とも呼ばれているとのこと。
その時期にも訪れてみたいな、と思ったのでした。