カンヌ国際映画祭の常連、是枝裕和監督。
最新作「海よりもまだ深く」の上映後、今回も大喝采を浴びました。
先日、主演の阿部寛さんとご一緒に、東海テレビに来社。
じっくりお話を聞かせて頂きました。
物語の舞台は、団地。
阿部さん演じる、夢破れた"ダメ男"が、
台風の夜、実家である団地のひと部屋で、
樹木希林さん演じる母親、真木よう子さん演じる元妻や息子と過ごすことに...。
撮影に使われた団地は、是枝監督が実際に子供の頃住んでいた場所。
それだけにリアリティ抜群で、"団地あるある"がたっぷり詰まってます。
(団地にお住まい、または住んでいたことのある方、必見です!)
阿部さんが、団地サイズのお風呂に
窮屈そうに入っているシーンは、思わずクスリ(^o^)
なんと監督は「敢えて一番小さいサイズの風呂桶にしました」とのこと!
おふたりに聞いたとっておき(!?)のエピソードを、もうひとつ。
元夫婦が部屋に二人だけになるシーンで、監督は、
"阿部さんが真木さんの足首を触る"という演出を考えていたのですが、
「僕の身長だと、この辺りに手が伸びるかなと思い...」
と、阿部さんは本番では別の部分に触れたそうです。
それがどこなのか、是非映画館でお確かめ下さい♪