「きょうのアナ。」では
恒川アナと巡る、宿場町の旅をお送りしてきました。
この "アナ×歴史散歩"のシリーズは終了しましたが、
番組でご紹介できなかった、とっておき情報をお伝えします。
岐阜県恵那市の中山道・大井宿。
明治天皇が泊まられた行在所(あんざいしょ)にて。
もとは旅籠だったこの建物は、
江戸から明治にかけての町屋の姿も残しています。
こんな素敵な襖絵も!
愛らしい女性を囲む、色とりどりの花々♪
日本髪に着物姿なのに、どことなくメルヘンチックな印象を与えるのは、
少女マンガでみられるような構図だからでしょうか!
こちらは、子どもたちのいきいきとした表情が魅力。
ほのぼのとした光景です。
襖絵だけではなく、こんな作品も見付けました。
この浮世絵が飾られていたのは...
なんと、囲炉裏端!!
色あせてはいますが、こうして当時の暮らしを彩っていたのだと実感。
本来、浮世絵とは、気軽に飾って楽しむものなのですね。
今の時代でいうと、部屋にポスターを貼るような感覚でしょうか!?
また、蔵から見つかったという百人一首も。
まるでつい最近描かれたかのような、色鮮やかな絵札に驚き!
襖絵、浮世絵、カルタの絵札...
美しい"アート"に囲まれて過ごしていた、
当時の人々の心の豊かさに思いを馳せました。