100ミリの雨とは?!
今日の最高気温、放送時の段階で名古屋11.9℃、岐阜11.1℃、津13.3℃で平年より低かった。紅葉も進んだか、名古屋地方気象台のイロハカエデ標本木の紅葉が今日観測されました。平年と同じで昨年より5日早い発表です。
降り始めから午後6時までの雨の量です。各地50ミリを超えました。大雨のピークは過ぎましたが、雨が止んでも時間差で注意なのが、低い土地への浸水、地盤緩んで土砂災害、上流から下流へ雨水流れて河川の増水です。明日にかけ冬型が深まりますので強い風や高い波にも引き続き注意が必要です。
静岡の浜松市で100ミリを超えましたが、100ミリの雨とは、1平方メートルの水槽で考えてみましょう。100ミリとは高さです。つまりは水深で、10センチ。水量は100リットル、1リットルの紙パック100本分です。重さは100キロ、浦口アナ2~3人分です...。
たったの10センチかと思うことなかれ。あらゆる所に10センチ溜まった雨水が一気に河川に流れ込むことを考えれば災害に繋がる可能性があることが容易にわかります。
明日の予想天気図です。特に北日本ほど等圧線の込んだ冬型。岐阜山間部では雨から雪へと変わります。他はおおむね晴れます。北風入って体感温度は下がります。朝より夜冷えますので夕飯には鍋料理がおすすめです。
最後にお天気のあらすじです。岐阜は飛騨地方や西濃でも雨か雪となりそう。他はおおむね晴れ間あって天気回復です。
最後の最後に今日の空。どんより雨模様。いやいや、降っていたので雨模様は間違いです。雨模様の本来の意味は「雨の降りそうな空の様子」。意味を取り違えやすいので放送では使いづらい言葉の一つです。ではまた明日!