白露からの秋雨前線!
名古屋の最高気温34.6℃、岐阜33.8℃、津30.9℃。各地平年より高く、名古屋と岐阜は真夏並。そして、多治見はおとといの借りを返すとばかりに35.2℃で全国1位、全国唯一の猛暑日に。さすが、うながっぱ!熱中症には注意です。
今日は二十四節気の白露、露が降(お)り始める頃です。露とは、朝晩の気温が下がり、空気中の水蒸気が水滴として草花などに付着した物。朝露(あさつゆ)と夜露(よつゆ)があります。夜露って、「夜露死苦」みたいですね(苦笑)。
最低気温は各地、熱帯夜(25℃以上)は脱したものの、平年より高めで残暑の厳しさがわかります。
東海3県の週末は秋雨前線に向かう湿った空気の影響で雨が予報されていますが、9月の雨量は年間でも多いのです。
名古屋と津は年間で最も雨量が多いのが9月なんです。梅雨の時期より、秋雨と台風の9月の方が雨が多いのです。岐阜は7月の方が多いですが、9月は雨が多いと心に留めましょう。今日発表の1カ月予報では向こう1カ月の予想雨量は「平年並」。ということは、この数字くらいは降りますよということです。
明日の予想天気図です。秋雨前線が日本海上に。前線自体の雨は前線の北側で降りますので、この前線に向かう暖かい湿った空気の影響で雨が降りやすくなります。一日雨の降りやすい状況が続きます。局地的には激しい雷雨も予想されますが、数値予報結果では量少なめです。
最後にお天気のあらすじです。
最後の最後に300hPa「象の鼻型高気圧」です。この鼻が細いほど気圧傾度が大きくて上空の風が強く、鼻が折れ曲がるほど西谷で悪天の予兆にって、勝手に考えました。では、また来週!