明日こそ猛暑日に!
今日の名古屋の予想最高気温は、昨夕のニュースでは34℃、実際は33.1℃でした。これは誤差の範囲ですよね・・・。ただし、猛暑日にって煽ったので、そうでも無い感が高いのか。予報より雲が厚めに出て、昇温抑えられました。とはいえ、8月上旬並の暑さでした。岐阜32.4℃、津は30.4℃でした。
さて、9月の猛暑日(最高気温35℃以上の日)はどれほど珍しいのでしょうか。
過去20年の名古屋、岐阜、津の観測値を遡り調べます。こういう作業は本当に地道であります。記録的猛暑の2010年の9月に名古屋では9日、岐阜8日、津3日ありますが、これは異常で、無いのが普通なくらい。名古屋、1995年から2001年までの7年と2003年から2009年までの7年では1日も無かったりします。2010年の9月分も含めた総日数÷年数で出した数字なんで実感と遠いかもしれませんが、1日も無いのが当たり前という結果にはなりました。明日に対して高温注意情報が発表されています。猛暑日の可能性が高いということです。
そして18時台にお伝えした。ゲリラ豪雨ランキングです。これはウェザーニューズ社さん調べです。ウェザーさんでは「ゲリラ雷雨」としていますが、了承頂き、みなさんに浸透している「ゲリラ豪雨」と表記させていただきました。
「ゲリラ雷雨」、時間何ミリ等の定義はないそうですが、2位と5位に東海3県から食い込みました。これはなぜでしょうか。
8月中旬から下旬は太平洋高気圧の中心が東にありました。これによって雨の素、水蒸気が湿った空気として南から運ばれたのが、高気圧の縁にある東海や近畿だったのです。反対に中心に近い関東や東北では少雨傾向となりました。ちなみに、高気圧は時計回りの渦(うず)。これは地球が自転しているからですが、『高い(高気圧)時計(時計回り)』と覚えましょう!
明日の予想天気図です。東海3県は高気圧の中心に近いです。よく晴れそうです。湿った空気は高気圧の縁を回って前線に向かう流れ、西日本ほど大気不安定となりそうです。
最後にお天気のあらすじ。急な雷雨は山沿いに限定されそう。
最後の最後にデスクに広げた専門天気図の山です。てんやわんやでまた明日!