中日新聞夕刊1面「梅雨入りまだだった?」7面「男性キャスター競演」掲載!
今日の最高気温、名古屋28.7℃、岐阜29.2℃、津25.0℃と名古屋と岐阜は7月上旬並、津は平年並の値でした。
街中ではアジサイが咲いていました。花びらに見えるのはガク片で装飾花です。真の花は奥に隠れています。
こちらは名古屋地方気象台のアジサイ。まだ咲いていません。開花の平年は6月9日で梅雨入り平年日の翌日なのです。やはり、アジサイも梅雨入りを感じていないのか・・・。
梅雨入り発表は気象庁と相談しながら気象台4人の職員で週間予報などから判断するとのこと。確かに私も早ければ明日にも梅雨入りと5月27日に言いました。週間予報を参考にする以上、予報が外れると実感とのズレが生じます。予報ではフィリピン近海の対流活動が活発で太平洋高気圧の勢力が強まり梅雨前線を押し上げる見立てだったのです。予報から判断された梅雨時期は、秋に実際の天候経過から再検討されます。まだ確定値ではないのです。
2007年6月14日、中国、近畿、東海地方で同日に梅雨入りが発表されました。この年は平年の130%降水量がありました。梅雨前線北上で非常にわかりやすい梅雨入りです。
今年は平年より11日早く5番目の早さで近畿と同日に梅雨入りが発表されました。梅雨前線が描かれない中での梅雨入りでした。今、考えるとこれを梅雨の走りと考えても良かったかもしれません。
梅雨入り9日目ですが、総降水量は名古屋で10ミリ、津で11ミリと少ない。雨の日数は2~3日です。岐阜では77ミリ、梅雨入り発表翌日に湿った空気の影響でまとまった雨となりました。向こう1週間もこの少雨傾向が続く予想です。
週間予報を見ても雨のマークは明日の尾鷲のみ。土曜にかけては梅雨前線北上して雲が厚みを増しますが、日曜以降はまた南下の予想なのです。今はまだ梅雨入り前と考えた方が全てしっくりきてしまいます。まだ梅雨でないならば「梅雨の中休み」「梅雨の晴れ間」こういった言葉を使うこと自体が間違いになってしまいます。そして、今の所の6月の予報、降水量は平年並から多い予想で、特に来週は梅雨前線が活発になる予想なので、まだ「空梅雨」ともいえません。
本日の「中日新聞」夕刊は各局男性気象キャスターの特集。そして、東海テレビ「スーパーニュース」のすごいのはこの記事をフリップにして、いじる所。柔軟でしょう。本番まで聞かされてないし・・・。
「好きな気象用語、他局の皆さんは「五月晴れ」「雨過天晴」「晴れ」「彩雲」、ジョージさんは「移動性高気圧」なんですね」
これは、移動して晴れを届ける、晴れをデリバリーする様が素敵だからです。2番目に好きな言葉は「平年並」です。僕は石橋さんの「晴れ」のシンプルさにやられましたけどね。
「皆さん、アナウンサーや飲料メーカー社員などの経歴の中、ジョージさんはタレント、R-1出場経験ありとありますが」
誰でも出られるピン芸人コンテストです。2回戦負けです。
しかし、1面「梅雨入り まだだった?」の記事中に『「梅雨入り」の判断自体に首をかしげる・・・吉田ジョージさん』なんて書かれて別のページで「入梅間近」って書いたフリップ持って写ってるんですから、全ては結果論、後出しジャンケン申し訳ないです。
久しぶりにスタジオ出演した関根和歌香アナウンサーと記念撮影です。右は浦口史帆アナウンサー。2人とも華がありますね。
最後にお天気のあらすじです。あすは梅雨前線やや北上で曇り、向こう1週間は少雨傾向、高温傾向続きます。
最後の最後に今日の空。名古屋市千種区の気象台、午後2時半頃の晴天です。ではまた明日!