岐阜県古川町。人口２００人程の町に、１３００年もの歴史を刻む
伝統の祭りが「数河獅子」。今回の祭人・森下浩介さんは居を別に
移したが、仕事を終えると稽古の為に地元へ駆け付ける。曲芸のような
獅子舞を演じるには、相当の体力と伝統の技が要求されるため、
毎夜２時間もの厳しい稽古は欠かせないという。その強い精神力を
支えるのは、地元への愛着、そして昨年亡くなった父母と祖父への気持ち。
森下さんの奮闘を追う。