早くも1月の半ば。
季節は小正月を迎えました。
年末年始の慌ただしさからほっと一息つかれている頃かと
思いますが、
寒さ厳しい折、どうぞご自愛ください。
遅くなりましたが2017年もよろしくお願い致します。
年が明けて初詣に行かれた方多いかと思いますが、
去年2016年の終盤に
みんなのニュースONE「行ってみたらこうだった」の
取材で訪れたパワースポットを紹介致します。
こちらは愛知県新城市にあります鳳来山東照宮。
多くの方が参拝に訪れていましたが、
それにも関わらずひっそりとした静謐さが漂っていました。
石段を登り始めると...
石段沿いを背の高い杉の木々が
壁のように悠然と生えています。
勢いよく伸びた枝葉が
青空の一部を覆っています。
中には樹齢・約370年の巨木も 。
約370年前と言いますと西暦1647年前後
その頃江戸幕府3代将軍徳川家光が造営を命じ
西暦1651年、4代将軍家綱の代に落成創祀されました。
杉木立を横目に石段を登り終え...
拝殿にたどり着きました。
緑色の杉木立の中...
広く塗られた朱色と
装飾に使われた金色が鮮やかに映えます。
賽銭箱の中央では、
徳川家葵の御紋が存在感を放っています。
日光東照宮、久能山東照宮に並ぶ
日本三大東照宮の1つとも言われています。
ちなみに、今年話題の井伊直虎が守り育てた
徳川四天王の1人井伊直政は幼少の頃、
鳳来山東照宮から歩いてすぐの
鳳来寺で14歳まで過ごしたといわれています。
また、井伊氏発祥の地・浜松市の井伊谷とも
近い距離にあります。
歴史好きの方にはたまらない組み合わせです。

柱の細かな部分にまで
葵の御紋のきらびやかな装飾が施された鳳来山東照宮。
新東名高速道路ができたことで
名古屋から奥三河へのアクセスも便利になりました。
寒い季節ですが、
冷えて空気のきれいなこの時期だからこそ、
より一層その神秘的な静けさに
包まれることができるかと思います。