オンブズ東海
「オンブズ東海」は、第三者の視点から東海テレビの放送やイベント等に対し広く論評し、監視することで、放送倫理の向上、視聴者の皆さまとの信頼関係の構築に寄与することを目的に設置しました。
【オンブズ東海委員(敬称略)】
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委員長
橋本 修三
橋本法律事務所 弁護士
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委員
東 珠実
椙山女学園大学現代マネジメント学部 教授
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委員
臼田 信行
(株)中日新聞社 常務取締役
【オンブズ東海の主な活動】
- 人権侵害の有無、東海テレビの放送やイベント等に対する論評や点検
- 制作者が自らの良心に従って番組を制作することの担保
- 視聴者や制作スタッフ、広告主などへのアンケート調査
活動報告
「オンブズ東海」第52回委員会 概要
<内容>
委員会では、「コンプライアンス責任者会議」でコンプライアンスや放送倫理に関する注意事項を参加者全員で共有したことや、CSR・SDGsの取り組み等について社側から報告し、委員と意見交換を行いました。
議事の概要は以下の通りです。
会社側からの主な報告
○11月実施の「第45回コンプライアンス責任者会議」について
・社内で発生した情報漏洩事案の経緯説明と事後対応。
・報道部が実施している放送倫理を考える取り組み。
・内部通報窓口「ヘルプライン東海」の新たな周知促進施策の実施。
・「USBメモリ等 運用ガイドライン」の内容を一部改定した「ストレージメディア運用ガイドライン」の策定。
○CSR・SDGsの取り組みについて
・9月以降に実施したCSR・SDGsに関する活動や、カーボンニュートラル、ウェルビーイングに関する社内勉強会の実施、椙山女学園高校の「総合的な探求の時間」の授業への参画。
○岩手を中心とした東北支援について
・9月以降にニュースや情報番組で放送した内容と件数、10月に開催した「東海テレビ ふるさとイッチー祭」における東北3県の物産ブースの展開、従業員向けの岩手県産新米の社内販売の実施。
○BPOの動きについて
・毎日放送が2024年7月に放送した「ゼニガメ」が、放送倫理検証委員会で審議入りしたこと。
【委員からの主な意見】
・情報漏洩事案が発覚した時には、早急な対応が大切。
・業務上必要な機材等は、紛失しないよう神経質なくらいの確認が必要。
・報道部が実施している放送倫理に関する勉強会を通じて、部内の風通しが良くなることに期待。
・内部通報窓口の連絡先があらたな周知促進施策を通して多くの従業者の眼に触れるようになることは良いこと
・会社として学校授業に参画する等、社外と関係を持つことは従業員にとっても意味があると思う。
・非常に多種多様なSDGsの取り組みを行っていると思う。引き続き継続的な取り組みをお願いしたい。
次回、第53回委員会は2025年3月に開催を予定しています。