次回放送
#311
2020.9.12放送
岐阜 郡上おどりの原点をたどる 前編
2022年にユネスコ無形文化遺産登録を目指している
風流踊(ふりゅうおどり)。華やかな衣装で着飾り、
鉦(かね)や太鼓、笛などで囃し、歌い、おもに集団で踊る踊り。
この地方では、愛知県豊田市の「綾渡の夜念仏と盆踊り」、
三重県伊賀市の「勝手神社の神事踊」と並び、
岐阜県郡上市の「郡上おどり」が候補となっている。
郡上踊りはお盆に夜通し踊る「徹夜踊り」で知られている。
歌い踊り続け、賑やかに先祖を迎える。
そんな郡上おどりの原点が実は三重県伊勢市にあった。
江戸時代、日本中から500万人もの人々が訪れたとされる伊勢参り。
郡上からも多くの人々が伊勢を訪れ、その手土産となったのが
郡上おどりの原点だった。
イラストレーター・上大岡トメさんがその原点を辿る。