次回放送
#305
2020.8.1放送
三重・南伊勢町 木谷浅間祭 前編
三重県南伊勢町で行われている木谷浅間祭。
木谷は平家落人が約500年前に拓いた土地とされ、
僅か31世帯が肩を寄せ合い暮らしている。
各地で行われている「浅間祭」は富士山信仰に
端を発し、集落の高い場所を富士に見立てて行われる祭礼。
富士山を自然の神として崇める信仰は江戸時代に全国へ広がった。
木谷では集落の運営は皆で話し合って決めるのが昔からの習わし。
コロナ禍により他地区の浅間祭が軒並み中止を決めるなか、
祭りをやるべきか、それとも...。
喜びや悲しみを分かち合い幸せを祈り続けてきた木谷の人々。
神や自然とともに生きる術は、先祖から伝わる尊い教え。
ふるさとを思う心は、500年前から変わらない。
※7月25日は特別番組のため放送休止です。