祭人魂 毎週土曜 11:25~放送

伝統ある祭に情熱を燃やす「祭人」に焦点を当て、地元に息づく祭の魅力を浮き彫りにする。祭人魂─古から伝わる「祭」。その土地の「人々」の息吹が感じられ、「魂」が脈々と受け継がれていく

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#296

2020.5.23放送

愛知・岡崎市 瀧山寺鬼まつり 後編

鈴木明子さん

徳川家康生誕の地、愛知県岡崎市で約800年続く瀧山寺鬼まつり。
国重要文化財である瀧山寺本堂に巨大な松明30数本を持ち込み、
半鐘・双盤・太鼓を乱打し、ほら貝が吹き鳴らされる中で鬼が
乱舞する様は圧巻。
祖父面、祖母面、孫面をつけた鬼が神聖な炎で邪気を祓い、
天下泰平、五穀豊穣を願って鏡餅を掲げる。
今年、祖父、父、子の三人で鬼役を務める鈴木さん一家。
三世代、ひと家族だけで全ての鬼を務めるのは稀なこと。
文化を受け継ぐ責任、人々の思いと歴史の重み。
800年もの間、大切に守られてきたからこそ「今」がある。
訪れたのは、プロフィギュアスケーターの鈴木明子さん。
炎に包まれ大役を担う親子3人の勇姿を見守る。