三重県志摩市渡鹿野島で、
厄払いと家内安全を祈る渡鹿野天王祭。
かつて的矢湾には、江戸へ向かう船が寄港し
多くの人や物資が行き交った歴史がある。
当時作られた神輿は繁栄の象徴であり島民の宝。
しかし、大きな転機を迎えている。
島民の高齢化による担ぎ手不足。
今回の祭人は区長として祭りを仕切る茶呑潤造さん。
今年も担ぎ手を島の外から集めることに。
なんとか力を借りてでも続けたい。
２００年続く祭りを絶やさないためにも。