祭人魂 毎週土曜 11:25~放送

伝統ある祭に情熱を燃やす「祭人」に焦点を当て、地元に息づく祭の魅力を浮き彫りにする。祭人魂─古から伝わる「祭」。その土地の「人々」の息吹が感じられ、「魂」が脈々と受け継がれていく

次回放送

#262

2019.8.31放送

愛知・津島市 尾張津島天王祭

服部初弥さん(57歳)

愛知県津島市・津島神社の祭礼として、室町時代から約600年続いてきた
尾張津島天王祭。
日本三大川祭りのひとつ。平成28年にはユネスコ無形文化遺産
「山・鉾・屋台行事」の一つとして登録もされている。
巻藁船が織りなす幻想的な光景の宵祭とともに、
地元の人々に愛されているのが華麗な朝祭。
若者が池に飛び込み鉾を奉納することで疫病退散を祈願する。
今回の祭人、服部初弥さん。
だんじり船、市江車の責任者を代々担う服部家の14代目当主。
尾張名所図会には、服部家が祭りを担った由緒ある家柄であることが記されている。
服部家にとって祭りは、盆、正月よりも大切な行事とされてきた。
祭りを守るために情熱を傾ける祭人を紹介する。